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8 Coffee Roast

店長日記
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ベトナムコーヒー 輸入するまで1
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    僕が初めてベトナムを訪れたのは、2017年6月

     

    日本で流通しているベトナムのコーヒー豆はロブスタ種。

    (3年前位からベトナム 品質は悪いけどアラビカ種も流通するようになりました。

     

    ベトナムのロブスタ種は、とても安価で品質がとても悪い。

    一般流通もほとんどなく、主にインスタント、缶コーヒーなどに使用。

    液体というよりは、カフェインを抽出するためなどに使われているみたいです。

     

    当時の僕はベトナムコーヒーに正直興味がありませんでした。

    今までの経験上、日本で流通しているベトナムコーヒーは粗悪品しかないと思っていました。

     

    前のブログに書きましたがイギリスに初めて行ってから、ドイツ、フランスと海外に行きました。

    海外に行って衝撃を受けて、なぜ若い時に海外に行かなかったのかと後悔する日々を過ごしていました。

     

    次は、どこの国に行こうかなって考えていて アメリカのSCAAに行こうか 韓国のコーヒーの展覧会に行こうか

    など日々検索していると

    ※SCAAも韓国もコーヒー関係者は言っていて話は聞いていました。

     

    検索していると、ベトナム ホーチミンで展覧会があることがわかりました。

    知り合い(先輩)に聞いても、当時はベトナムの展覧会は聞いたことがないとの事。

    その先輩が20年前にベトナムで飲んだコーヒーが「とてもおいしかった」と一言。

     

    その一言で、ベトナムに行って高品質のロブスタを探そう!

     

    ホーチミンの展覧会に誰も行ってないなら、ベトナムに高品質ロブスタを探しに行こうと決めました。

     

    店のお客様(奥さんがベトナム人)といろいろと話をしていると、昔ベトナムで仕事をされていたこと。

    タイミングが合えばホーチミンで待ち合わせをしようと言ってくれました。

     

    2017年6月 初めてベトナム訪問。

    お店のお客様ともホーチミンで合流して、一緒にコーヒー展覧会に行きました。

     

    展覧会は、正直面白くなかった。

    理由は、韓国資本の展覧会で韓国企業がベトナムでのコーヒー器具を販売するための展覧会でした。

    ブースの端では、ベトナムの生豆もありましたが品質はいまいちなコーヒーばかり。

     

    展覧会を後にして、あまり来る意味はなかったと反省していると、

    その日の朝にたまたまモーニングを一緒に食べたベトナム人青年から

    「知り合いでコーヒー会社のマネージャーがいるけど会う?」との電話

     

    ベトナム人青年に繋いでもらって会いにいった人が、THE COFFEE HOUSEマネージャーTuyさん(女性)。

    現在は、退職されて違う会社で勤めています。

    その時、Tuyさんに言われたのは「世界ではアラビカ種を探しています」「なぜロブスタを探しているのですか?」

     

    いろいろと自分の想いを話していると、

    Tuyさん「5年前からロブスタ農家の品質向上、所得向上のため、試験的に行っているプロジェクトがあること」を聞かせてもらいました。

     

    その時に、プロジェクトのサンプル数種類をいただきました。

    帰ろうとしたときに、配送業者さんが来て Tuyさん「今農家さんから新しいサンプルが届きました。これも持ち帰りますか?」と一言。

     

    今思うのは、僕が帰ろうとしたときに届いたサンプルがFuture coffee Farm Toiさんのでした。

     

    日本に持ち帰り、先輩とカッピングして 一つだけ気に入ったコーヒーがありました。

    それが、帰ろうとしたときに届いた Toiさんのサンプルでした。

     

    そこから、輸入に向けて動き出します。

    帰国後、ホーチミンで待ち合わせしたお客様に相談したところ、

    そのお客様はベトナムで仕事していたこともあり

    「ベトナムは社会主義国だから・・・」「スムーズに輸入するにはお金がかかる・・・」「会食代を出してほしい・・・」

    と、通訳だけで60万を要求してきた。

     

    イギリスから独自で輸入した僕にとっては、その人の腹の中がみえた感じがした。

     

    相談途中から、その人がTuyさんとの間に入ってもらった関係もあり物事が前に進まなくなった。

     

    自問自答する日々。

    一時は、輸入のことは忘れて日々の仕事に没頭する日々。

    ただ、時が過ぎていくだけ・・・

     

    約1年後位だったと思います。

    「突然、ベトナム行ってくる」と言い出す僕。

    後悔だけはしたくない。といつものポジティブで行動あるのみを自分自身に言い聞かせる(笑)

     

    初めて、ベトナムに訪問した時

    ベトナム語通訳で同行してくれた高橋さん(女性 ホーチミン在住)にTuyさんに連絡を取ってもらった。

    Tuyさんは、覚えていてくれて 「待っています」と連絡をくれました。

     

    スタッフに「ベトナムに行ってくる」と伝えてわくわくしながら2回目のベトナム訪問。

     

    Tuyさんは、THE COFFEE HOUSEを退職されていたけどわざわざ会いに来てくれました。

    後任と紹介してくれたのが Hoaさん(男性)

    事前に、連絡を入れていたのでダラットで農家さんを束ねているコーヒー会社の方も来てくれていました。

     

    僕は、1年前にサンプルを持ち帰ったコーヒー豆を生産した農園主を探しに来たと伝えました。

    ※1年前に気に入った生豆を保存していて持って行ったことがよかった。

     

    1年も経過していること、誰のどのサンプルを渡したかもわからない。と言われた。

    僕が持ち帰ったサンプルの袋にも何も記載されていない。

     

    当日は、いろいろとコーヒーを飲ませてもらって生豆を見せてもらったけど全部違うと伝える。

     

    後任のHoaさんがそこから頑張ってくれた。

    もしかしたらと Future coffee Farm Toiさんかもしれないと

    「日本人がコーヒー豆を探しに来たから、宿泊先のホテルまで送るように」と連絡をしたらしい。

     

    そのころ、僕は帰る飛行機の時間まで約10時間

    突然、携帯電話が鳴る

    Facebookの電話 電話の向こうではベトナム語で何か話している。

     

    ベトナム語が分からない僕は、高橋さんにお願いして連絡を取ってもらいました。

     

    高橋さん「1年前のサンプルは私が作ったコーヒーかもしれない。あなたに会いたい。今から行くからホテルで待っていてほしい」との事。

    バオロクからホーチミンまで約6時間かけて会いにきてくれたのが Toiさん。

    Toiさんと初めて会った瞬間です。

     

    このことは、輸入後にToiさんからもらった手紙 A417枚の中に書かれています。

     

    Toiさんは、「私が独自で考えた新しい製法を試しました。試してほしいと」サンプルを僕に渡しました。

     

    帰国後、新しいサンプルにびっくり!

    先輩とも一緒にカッピング! 2人ともびっくり!!!

     

    先輩曰く「これ商社が見つけたら、絶対上から取りに行くから輸入まで気を付けたほうがいい」と教えてもらう。

     

    日本で初めての高品質ロブスタを輸入しようと心に決める。

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